ソウルミュージックを起点にし、ファンクやロックの要素も感じさせる、二人組ユニット・Gryd(グライド)。いずれの曲も贅沢なバンド編成となっており、まるで世界中の景色を眺めているような気分を抱かせてくれる。70年代ソウル、AOR、さらにJ-AORにも強く影響を受け、Steely Dan、山下達郎、はっぴいえんどをフェイバリットにあげる。メンバーはボーカル&ギターの成田晋、ベースの門屋泰乃(Conan)。 (C)RS
JMD(2024/11/20)
遅れてきたニュー・カマー、シティ・ソウルの真髄を奏でる──Gryd、待望のデビュー!
都内のライブハウスで長年研鑽を続けてきたGryd(グライド)が、シティ・ソウルの真髄を凝縮したデビュー作『Thinking of You』を完成させた。成田晋と門屋泰乃(Conan)が奏でるソウルフルなサウンドは、ファンクやジャズも交えた全7曲。VIVID SOUNDとFlyyinnが贈る必聴の一枚!
ソウルミュージックを起点にし、ファンクやロックの要素も感じさせる、二人組ユニット・Gryd(グライド)。いずれの曲も贅沢なバンド編成となっており、まるで世界中の景色を眺めているような気分を抱かせてくれる。70年代ソウル、AOR、さらにJ-AORにも強く影響を受け、Steely Dan、山下達郎、はっぴいえんどをフェイバリットにあげる。メンバーはボーカル&ギターの成田晋、ベースの門屋泰乃(Conan)。
最近までは"Grooveyard"名義で、都内を中心とした数々のライブハウスで演奏をこなしてきた彼ら。昨今のリバイバル・ムーブメント等の予感もまだ無かった頃から、「シティ・ポップ」をスタイルのひとつに掲げ、制作に取り組み続けてきた。そして2019年に開始したレコーディング。コロナ禍を経て5年の歳月をかけ、満を持して初めてのアルバム「Thinking of You」を、リリース!
今回はソウルの老舗レーベルVIVID SOUNDに、シンガーソングライター・青木慶則が2024年に新たに立ち上げた「Flyyinn」も加わり、ダブルレーベルとして脇を固めている。
参加ミュージシャンも豪華。小沢健二をはじめ数々のグッドミュージックのコーラスを務める真城めぐみ、ホーンアレンジ&トランペットに小林正弘(山下達郎「FOR YOU」「Melodies」など)、サックス&フルートには竹上良成(フジテレビ「僕らの音楽」テーマなど)、その他にも日本の音楽業界のグルーヴを連綿と受け継いできた大御所ミュージシャンが多数参加。
都会の風を吹き飛ばすファンクネス・チューン、飛行機の窓から夕日を眺めるような美しくジャジーなバラード、さらに小気味良いミドルテンポの曲たちは、往年のシティ・ポップさながらで何度も聴いていたくなる。成田の絞り出す声は「あの頃の君」へ何かを叫ぶようでいて、ときに甘く、ときにほろ苦く、どの曲も身体に耳にしっくり来る。
ジャケットやアーティスト写真のフォトグラファーは、かつてアメリカのブルースのルーツを旅し、ミック・ジャガー(Mick Jagger)をはじめ矢沢永吉や長渕剛など、名だたるスター・アーティストの写真も多く請け負う、やはり大御所の長濱治。デザインにはイラストやグラフィック、アパレルの撮影も手がけるMasatoo Hiranoが参加。2025年必携の1枚がここに!
発売・販売元 提供資料(2024/11/18)